売却益を全米株に投資!?

当社を介して不動産売却を行なったお客様よりご質問いただいた事があります。

「売却益が出たので、全て全米株に投資すればよいですか??」との事。
昨今、投資が一般的になり、近年特に好調な「全米株への投資」が流行っています。
「資産運用により得られる富は、労働によって得られる富よりも成長が早い」事が論じられたトマ・ピケティ著のベストセラー「21世紀の資本」に感化され投資の意識が上げられた方も多い事でしょう。

なお、答えとしては、
「売却益全額一括全米投資は、世間で流行っている投資手法ではありません。」
あくまでも巷で推奨されているのは、
「長い目で定額定期で買っていこう」です。
俗にいうドルコスト法ですね。

上記の様なご質問をされる方は、そこまで詳細を知りたいわけではないと思うので、
端的に回答すると、

①世界の株式市場は成長し続ける。(短期では落ちることもある)
②長期ドルコスト法で負けた人はいない。(いつからでも始められる)

なので、長期で買っていこうという事が推奨されています。

そして、なにより上記心構えでいると、
③下落(元本割れ)しても慌てないで済む。(①・②を妄信する事で一喜一憂しないで済む)
自分が下落してる時は世界みんなが下落しているようなものと考え、また上がるのを待てる点にあると思います。

投資は本来、資産を増やし、心の余裕を持つことが目的です。
この③は一般層の我々にとって、とても心強いです(笑)

深堀りすると全米株?or 世界株?過去ない事が世界に起きるかも??等々、全米株以外への分散検討も始まるかも知れません。
まずは楽天やSBI等で証券口座を開設し、積立NISAから検討し、投資に興味を持つ事から始める事をおすすめ致します。

当社は、金融資格を保持しているスタッフも多いので、是非ご興味ある方は不動産相談の箸休めにでもご相談下さい。
*投資はあくまでも自己責任であり、今回は巷で推奨される投資方法を簡略的に説明しただけである事をご了承下さい。

渡邊

渡邊 紳一
大手不動産グループにて仲介売買業務に従事し、私鉄沿線の繁栄に貢献した事で表彰を受ける。その後、渋谷・二子玉川等の都市再開発に積極的に取り組む。
早期リタイアの後、若い人の負担を軽減し不動産購入を促進させる事により「日本経済を活性化させる」をモットーに、仲介手数料無料で行えるTICサービスを発足する。