地震に対するマンションの構造

机の下に隠れる写真
今回は地震に対するマンションの構造を3つ紹介したいと思います。
  1. 耐震構造(揺れに耐える)
    建物自体の強度を高めることで、地震に対しても建物が壊れたりしないようにした構造です。
  2. 免震構造(揺れを逃す
    一般に、建物基礎と上部構造との間に積層ゴム等の免震装置を設け、免震層が設けられている構造です。免震層の柔らかいバネ特性によって建物の揺れを緩和し、そこで地震のエネルギーを吸収して上部構造への伝達を低減させます。
  3. 制震構造れを吸収
    建物の骨組みにダンパーなどの制震装置を取り付け、建物に生じる揺れを吸収・抑制する構造です。長周期地震動や風揺れを低減する効果を発揮し、居住性の向上を図ることができます。

旧耐震は銀行融資可否の判断材料になる

中古マンション等になると、俗にいう旧耐震という文言が出てきます。これは銀行融資可否の判断材料ともなるので注意が必要です。旧耐震とは、『1981(昭和56)年6月1日より前に建築確認を受けた建物』となります。(1982年竣工でも建築確認上は旧耐震ということもあるので要注意!)

仲介会社担当者を通じ、マンション管理会社に確認してみるのもよろしいかと思います。

佐藤