正直不動産
NHKにて不動産屋を題材としたドラマが始まりました。
原作漫画を以前読みましたが、、、ドラマも大変面白かったです。
お客様ファーストでなく、実態は「いかにひとつの案件から利益を出すか」の世界である不動産屋の裏事情を上手く説明されていました。
少し不動産屋が悪く書かれ過ぎるところはあったりしますが、両手仲介*を正義とする会社はいまだ多く存在します。
(両手仲介=売主と買い主から仲介手数料をもらうこと。)
不動産屋の数字思考の一例としては、中古住宅は両手仲介になりにくい為、中古住宅に契約されるぐらいなら、
⇒両手仲介の新築戸建に振り替えたい
⇒自社利益の乗せた建築に振り替えたい
中古物件を扱っている業者は
⇒自社選任の売却物件を売らないと両手仲介にならないため、他の物件を案内しない
⇒積極的な販売は行わず、買い取りし、自社利益を乗せて再販したい
等々の不動産屋の思惑が強く市場のお客様が不利益を受けることもしばしば、、、、、
本ドラマを見てもらいたくない不動産営業マンも多いかと思いますが、当社としては是非見てもらいドラマでした。
渡邊
渡邊 紳一
大手不動産グループにて仲介売買業務に従事し、私鉄沿線の繁栄に貢献した事で表彰を受ける。その後、渋谷・二子玉川等の都市再開発に積極的に取り組む。
早期リタイアの後、若い人の負担を軽減し不動産購入を促進させる事により「日本経済を活性化させる」をモットーに、仲介手数料無料で行えるTICサービスを発足する。