不動産は築浅中古で買う方が良い??
本題もお客様から何度かご質問をいただいた事があります。
『新築は買った時点で中古となり、大幅に値下がる?(20年程度で無価値になる?)から中古は安い』というのは本当なのでしょうか?
流行りのYouTuberや見識者を名乗る方々も同内容を発言されているようで、一般エンドユーザーにも浸透しているようです。
結果回答すると、『そう、単純なものではありません。』となります。
まず、上記は価値が減損していく、『投資利回りにおける減価償却』を前提としており、そもそも居住用不動産はこの視点で売却価格を決めていません。
実際の市場売却価格は『残債(ローン残り)』で決められる事も多く、結果購入時よりも高く売り出さなければならない築浅中古も数多く存在するのです。
何故、そうなるのかというと、、、
●低金利の昨今、首都圏では物件価格+諸費用を全額ローンで買われる方が多い。
(例:4000万の物件を購入するのに、4300万程度のローンを組む)
●売却する人も次の住処が必要な為、残債を消して次のローンを組むことが一般的である。
(例:ローンがほぼ減っていないため、売却時の手数料も加味し、4400万~で売り出す)
当然の結果、築浅でも売却希望価格は新築時よりも上がるのです。
中古も、やむを得えず売り出す場合、この金額で売れたらいいな、、、、
新築でも、これで売れたらラッキー、もう売らなきゃ、、
売り手都合による思案があります。売り手側の思案に惑わされず、適正価格で購入する買い手側の思案が大切なのでしょう。
上記の通り、不動産の最適解というものはなかなか明記する事は難しく、『●●を買え!』など、インパクトのある言葉で一括りに出来るほど、簡単なものではありません。
その中で当社としては、間違いなくお客様にとって経済的メリットがだせる『仲介手数料の減額』に取り組んでいます。
納得の出来る不動産売買をお手伝い出来れば幸いです。
渡邊
渡邊 紳一
大手不動産グループにて資産管理・用地仕入れ・仲介売買業務等の業務に従事した後、独立。その後も都市再開発不動産事業に積極的に取り組む。
若い人の負担を軽減し不動産購入を促進させる事により「日本経済を活性化させる」をモットーに、仲介手数料無料で行えるTICサービスを発足する。